住んでみて気がついた、 オージーたちのちょっと変わった行動3選

オーストラリアに住んでいると、地元民(通称、オージー)の行動で日本人の私からみるとちょっと変わったことを目にすることがありました。
オーストラリアでの生活をより理解してもらうために、今回3つほどご紹介しようと思います。

その1:裸足が普通!?

オーストラリアは、ビーチがたくさんあり気候も暖かいイメージを持っている方も多いかとおもいますが、街を歩いていると、裸足で歩いている人を多く見かけます。

特にビーチ付近の道路や飲食店には、裸足で過ごしている人がたくさんいます。

私もビーチのそばに住んでいたことがあるのですが、生活をしていくうちに毎度外出の際に靴を履くことが面倒になったりもしました。

ただ、オーストラリアは、日本ほど道路の清掃が行き届いているわけではないので、街にガラスの破片など尖ったものが落ちていることも少なくありません。
怪我の恐れがあるので、私は完全に裸足での外出はしませんでした。

しかし地元の人はそんなのお構いなしです。
多少怪我をしても、裸足でいることを好んでいるのかとおもいます。
あるいは、小さい頃からそうしていると足の裏が頑丈になっているのかもしれませんね。

街中でも裸足の人もいます。
よく見かけるのは、パーティー帰りの若い女性たち。
週末のパーティーには、女性はドレスを着てハイヒールを履いて行区のですが、帰りにはハイヒールを片手にフラフラと裸足で歩く女性をよく見かけます。

その2:とにかくフレンドリー

オーストラリア人に対して陽気やフレンドリーなどのイメージを持っている人もいるかと思いますが、私も実際に住んでみてその通りだとおもいました。
そうしたイメージはどこからくるのか、その一つが地元民の日常に自然と溶け込んでいるコミュニケーションにあるとおもいます。

オーストラリアで生活していると、日常の中に他人とコミュニケーションを自然ととる機会をよく目にします。

例えば、街でバスに乗ったとします。
バスから降りる際には必ずバスの運転手にお礼をするのです。
それも老若男女問わず、ほぼ全員が当たり前にしているのです。
そして、そのお礼の一声がとてもフランクで、敬語を使う日本人の感覚からするといささかカジュアル過ぎる表現のようにも聞こえますが、そんなことはありません。

例えば、高校生くらいの男の子が自分のお父さん以上も歳の離れた運転手に向かって「Cheers!」や「Thanks, mate!」など。
そんな愛嬌あふれる光景に慣れてから日本のバスに乗ると、少し違和感がありました(笑)

他にも、レストランやカフェでの店員とお客さんとのコミュニケーションも日本と比べるとフレンドリーだなと感じます。
店員とお客さんがあたかも知り合い化のように何気ない会話をしている光景をよく見かけます。
私も現地の飲食店で働いていた時は、積極的にお客さんとコミュニケーションをとっていたような記憶があります。

カジュアルなレストランやカフェで席に通されて、店員の一言目が「Hi, how are you?」ということもよくあります。
日本の接客として考えるとカジュアル過ぎる気がしますが、オーストラリアではこうした接客が心地良いと感じる人の方が多いのかもしれませんね。

その3:地べたに平気で座ってしまう

そして気になったオーストラリア人の行動として、地べたに直で座ることです。おそらく日本人の多くは、外で地べたに、それも直で座ることには多少の抵抗がある人が多いとおもいます。

オーストラリア人でも特に若者はその逆です。
路肩や駅のホームにも彼らは何のためらいもなく座ります。
地べたにどっかりとあぐらをかいて座り、スマホをいじったりゲームをしたり音楽を聞いたりするのです。

そんな若者の中には「完全に屋外はちょっと…」という人もいますが、それでも大きなショッピングモールの通路には座れるといった具合に、比較的抵抗がない人が多いような気がします。

オーストラリアで暮らしていると、このように良くも悪くも文化の違いとして日本人からみると気になることはあります。
それらを楽しむくらいの気持ちでいることが海外生活の成功かもしれませんね。

(ライター・whatsup-yo)