待ち時間短縮!バンコク・スワンナプーム空港で自動化ゲートを使ってみた

日本からタイのゲートウェイでもあるバンコクのスワンナプーム空港では、2023年末より自動化ゲート稼働し始め、2024年8月の増設。いよいよ本格稼働が始まりした。
出入国の際は、コロナ前は時間帯によってはかなり長い行列になり1時間近く待たされお土産を買ったり最後の食事を取る事が出来なかったとの話をしばしば耳にしました。
2024年に3回ほど自動化ゲートを使ってみたので、その状況をレポートします。

自動化ゲートの使い方

日本人が自動化ゲートを使用できるのは出国時のみ。入国時はタイ人のみ使用可能ですので、日本人は今までどおり有人カウンターに進んでください。

また、自動化ゲートの利用については、事前登録などの必要はありません。ICチップの入ったEパスポート保持者のみが対象となりますので、日本のパスポートはICチップ搭載のため日本国籍の方は自動化ゲートの利用が可能です。ただし、子供や障害者の方につきましては確認が必要です。

自動化ゲートの使い方の手順は以下のとおり、とても簡単です。

  1. パスポート(写真のページ)を画面に表示されたとおり開いて読み取る
  2. 顔認証の読み取りをする
  3. 完了画面になり、ゲートが開きます

時短になった?実際につかってみた感想

2024年3月、6月、9月に自動化ゲートを利用し、バンコク・スワンナプーム空港を出発しました。

本格稼働前の2024年6月は13時台のフライトで混雑する時間でしたが、待ち時間は10分程度。本格稼働後の2024年9月は23時台のフライトでしたが、待ち時間一切なしで通過できました。(※パスポートコントロール②を利用)

どの曜日、どの時間でも同じ状況かどうかはわかりませんが、以前に比べれば間違いなく大幅に改善されていると実感しました。

時間短縮にはなりましたが、自動チェックイン機やSelf Baggage Drop(自動手荷物預け機)を活用されない場合やお土産購入等を考えている場合は従来通り3時間前到着を心掛けた方が良いと考えます。

(ライター・中島克久/登録ロングステイアドバイザー