バンコクの最新スポット2024秋

今秋、バンコクにはロングステイ中にも活躍しそうな日本人向けのお店がオープンしました。早速、筆者も行ってきましたので、その様子をご紹介します!

話題の大規模複合開発プロジェクト「ONE BANGKOK」!

タイ・バンコクの中心部、日本大使館の南にできた大型複合商業施設「ONE BANGKOK」。
この「ONE BANGKOK」は、3つの美しいエリアが互いに連携して総床面積16万平米の中に900を超える店舗が出店(予定も含む)と、超大型の複合施設。
コンセプトはプレミアムなオフィスタワー、ラグジュアリーホテル、ラグジュアリーレジデンシャルタワーと様々な最高のリテール体験に加え、年間を通じて楽しめるアート&カルチャーイベントを展開していくようです。
アクセスは、地下鉄MRTルンピニ駅直結で、地下鉄からも案内サインが出ていますので迷うことなく「ONE BANGKOK」に到着することができます。

ショッピングエリアは3つのエリアに分かれており、10月25日に「ザ・パレード」(総面積8万5000平米)と、「ザ・ストーリーズ」(総面積3万5000平米)の2つのエリアが先行オープンしました。今後、3つ目のエリア「ポスト1928」がオープンし、完成する予定です。
今回はその中でも「ザ・パレード」エリアにある目玉の一つである日本の象徴的なスーパー&フードホール「MITSUKOSHI DEPACHIKA」(三越デパ地下)に行ってみました。
タイで日本のデパ地下をコンセプトとした初の店舗。三越の出店も初になります。
ドンキホーテがオープンしてからは日本の食材を見る機会が増えあまり驚く事はなくなってきたのですが、デパ地下はやはり趣きが違いました。フルーツや肉類は安心安全な高級食材がラインナップされており流石と思いました。

タイ人にとっては馴染みのない日本のフルーツですが、そのフルーツの特徴や旬な時期などの説明書きもありました。

筆者が訪問した11月の月間催事は「福井県」で、福井の名産品が紹介&販売されていました。

イートインコーナーもあり、まさに日本のデパ地下が再現されていました。

店内はタイ人のお客様が多く、タイ人の日本食への関心の高さが感じられました。

■店舗情報

One Bangkok(ワンバンコク)
URL:https://www.onebangkok.com/en/
営業時間:10:00-22:00 ※最新情報はウェブサイトで確認してください
住所 Witthayu Rd, Lumphini, Pathum Wan, Bangkok 10330
アクセス:MRTブルーライン・ルンピニー駅直結

日本生鮮卸売市場「トンロー日本市場」

二つ目は11月22日にリニューアルオープンした「トンロー日本市場」をご紹介します。
BTSトンロー駅から2km弱ありますので場所的には少し不便です。
トンロー日本市場は、2018年に「日本のいいものを世界へ」というコンセプトのもと、日本航空(JAL)傘下のJALUXが中心となり開業し、以後、JALグループのノウハウを使って鮮魚、牛肉などの日本産生鮮食材を事業者向け、一般消費者向けに提供されています。
リニューアル後には日本産アルコール飲料を楽しめる「ICHIBA SAKE BAR & CAFÉ」や、食事処の「ICHIBA DINING」ほか、アンテナショップコーナーや、フルーツパーラーなどが加わりました。
ちなみに、筆者が訪問した11月には生きたたらば蟹や毛蟹が水槽に沢山いました。価格は雄で4,490バーツ/Bathでした。

また、松坂牛も販売されており、特にこだわりの日本食材を求める方におすすめです。

■店舗情報

THONGLOR NIHON ICHIBA(トンロー日本市場)
URL:https://thonglornihonichiba.com/ja/pages/shop
営業時間:9:00-19:00 ※最新情報はウェブサイトで確認してください
住所 87 Thong Lo 13 Alley, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
アクセス:MRTスクンビットライン・トンロー駅より徒歩約20分(車で約5分)

今回、今秋新しくオープンした2店舗に行ってみて、今後はこの様な日本のこだわりの高級食材がバンコクの至る所で購入出来る日が近いのではないかと感じました。

最後にこの情報が少しでも皆様の役に立てば幸いです。

(ライター・中島克久/登録ロングステイアドバイザー