国が変われば変わる食事マナー
さわっでぃかっぷ。
場所が変われば文化、言葉、習慣が変わりもちろん気を付けるべきマナーも変わってきますよね。こちらタイでもそれは同じこと。特に、誰しも幼少の頃からの癖が残る食事の際のマナーは、特に意識をしないと変えるのが難しいのではないかと思います。日系飲食店内であったり外国人であれば多少は大目に見てもらえますが、やはり人を不快にさせないマナーは身に着けておきたいもの。今回は、特に気を付けた方が良いタイでの食事マナーを2点ご紹介します。
お皿は持ち上げない
タイの方が食事をしているのをよく見ると気づかれると思いますが、基本的にタイ人は食事の際にお皿を持ち上げません。日本人はお茶わんなどを持ち上げて食事をしますが、タイではお皿を持ち上げるのはNG。つまり、タイラーメンのどんぶりを口もとまでもっていきスープをすすることももちろんNGなのです。卓上で上手にスプーン、フォーク等を使ってご飯を食べましょう。
啜らない
麺などを啜るか啜らないかは最近は日本でも話題になることがありますよね。ラーメンや蕎麦は啜って食べるのが美味しいという方が多いのが日本。ですが、タイは啜ることは基本的にNGなのです。器も持ち上げず、啜ることもせずにタイ人がどのようにタイラーメンを食べているかというと、まず箸で麺一口サイズ分をつかみ、レンゲに乗せてから口元に運びます。豪快さはもちろんないですし、慣れるまではとても時間がかかりますが、火傷をしづらいので少しはメリットがあるような気もしますので、まずは機会があれば試してみてくださいね。
(ライター:なもき)