フットボールなのだっ!
ご存知のように、アメリカはスポーツ大国だ。
ベースボール、バスケットボール、アイスホッケー、サッカー、しかしなんと言っても抜群の人気を誇るのが、NFLフットボールだ。
日本ではアメリカのベースボールの方が日本人選手も活躍するし、よくニュースにもなり、人気も高いのだろう、かく言うシアトルも、イチロー選手のおかげで、ずいぶん知名度があがった。
よく何がそんなに、のめりこむほど面白いかと聞かれる。
恐らく、いくつも理由はあるのだが、ひとつには、ボールを前に進めるために、そしてそれを進めさせないために、数万人の中から選ばれたサイボーグのような選手が、それぞれの役割を着実にこなす事によって攻防する、つまり、社会の縮図というか、会社経営というか、軍隊というか、まぁそういう
色々なものにあてはめられる戦略性のあるゲームと言ったところか。
一度に点は6点、3点、2点1点と入る、ちょっと複雑、しかし根本は簡単、前に進むだけだ。
本来は単純なゲームだけに、一旦理解できれば、面白い。
フットボールは仲間で観戦!
よくフットボールはプルーカラーのスポーツ、と言われる、確かにファンは幅広いが、ごっついオッさんが多い、ようにも見える、ベースボールは家族連れで見に行くが、フットボールはそれが少ない。
フットボールシーズンが始まる前の週のウィークエンドは、レイバーディという休日で、夏の最後だ、この日ばかりは、これから毎週末と、月曜の夜、フットボールにのめりこむお父さんは、その贖罪!?のため、ファミリーサービスにいとまがない。
そしてシーズン、ホームゲームの日には、気に入った仲間と、朝からテールゲートパーティーだ、つまり、ホームゲームの日は早朝から仕事以上に張り切り、ユニフォームを着て、フェイスペイントをし、BBQを楽しみ、ビールをかっくらい、ゲームではチームの一員になりきり、応援するのだ。
チケットは確かに取りにくいが、アメリカに来て、フットボールに触れないテはないだろう。