私はノマドワーカーなので、ノマドの視点からジョージアについて紹介したいと思います。
ロングステイを検討される際の参考にしていただけたら幸いです。
ジョージア滞在の特長
まずはジョージアに滞在する際の特徴を、ざっと挙げてみました。
- ビザなしで365日滞在可能
- 世界治安ランキングは10位(日本は9位)*NUMBEO国別安全指数2021より
- ワクチン接種証明書、またはPCR検査陰性証明書で入国可能
- コロナ禍においても隔離なし
- 往復航空券は約8万円
- Wi‐Fiの通信速度がとても速い
- 約20円で地下鉄乗り放題
- タクシーは3㎞で約150円
- 1LDK家具付きの物件が、月3万円程度で賃貸可能
- ワインは1ℓ約100円
- 定期預金金利が12%(2022年3月現在)
もう、今いる場所から飛び出して、行きたくなった方もいるのではないでしょうか。
ここは、東欧のジョージア。ロシアとトルコの間に位置し、海外ノマドの聖地としても知られています。
ジョージアに行くきっかけ
ジョージアに行くきっかけは、「ノマドニア」 でした。ノマドニアは、「リモートワークで好きな場所で働きたい」という理想を叶える手段を見つけるための体験機会を、ワークショップを通して提供しています。オンラインでできる職業を、1カ月で10種類体験することができ、自分の「好き」を見つけて、海外ノマドになるきっかけを与えてくれるプログラムです。
2020年の春に、バリ島でデジタルノマドの存在を知ったものの、コロナ禍の中で、まずは国内でノマド生活を始めました。そろそろ海外でもノマド生活を始めたいと思い始めた頃にノマドニアの存在を知り、ジョージア行きの片道切符を購入しました。
充実のジョージア
ジョージアでのライフスタイルは、午前中はノマドニアの講座を3時間受講し、午後はコワーキングスペースで自分の仕事をして、夜は友達と一緒にレストランの開拓をするといった日々です。
ジョージアの首都はトビリシですが、土日は友達と一緒に「天国に一番近い教会」と称されるツミンダ・サメバ教会があるカズベキ村(トビリシから北へ約160㎞。ロシアとの国境まで約10 ㎞)まで遊びに行くなど、「旅と仕事」の両方を、最大限に楽しみました。
海外ノマドデビューをして気づいたことは、「時差の調整」「現地での友達作り」の2点が課題だということです。
ジョージアと日本の時差は、5時間です。ノマドによっては、時差で行ける国の選択肢も限られています。
現地での友達作りに関しては、ジョージアはコワーキングスペースが充実しているので、海外ノマドたちとの出会いも期待できます。
コリビングスペースもあり、毎週水曜日にはボードゲーム、ジョージア語勉強会などが開催されます。
そういったイベントに参加することで、世界から来た人たちとも友達になる機会が多くなります。
現地で友達を作るには、ジョージアは適した環境です。
私は会社員を卒業後、世界一周をしました。その結果、一番おいしいご飯は結局「日本食」であると自覚し、こちらもある意味一周しました。
とは言っても、ジョージアの食は国際色豊かです。
何といっても、ワインの起源国です。1ℓのワインが約100円で飲めてしまうので、ワイン好きの方にはたまらない国です。
また、餃子のような「ヒンカリ」は、ジョージアを代表する料理です。
ジョージアは、ロングステイオススメの国
ジョージアが海外ノマドにとって居心地の良い場所となっている理由として、「銀行口座が30分ほどで開設できる」「キャッシュレス(タクシー、レストランなど)が進んでいる」「海外ノマドと出会えるコワーキングスペースが充実している」の3点が挙げられます。
他にももちろん、ビザなしで1年間住むことができたり、Wi‐Fiが安定していたり、物価が安かったり、ヨーロッパまで数千円で飛べてしまったりと、多くの理由があります。
ジョージアは、海外ノマドを始めやすい、オススメの国です!
海外のどこの国からロングステイを始めようかな~と迷っている方は、まずは東欧の魅惑の国、ジョージアから始めてみてはいかがでしょうか。
(ライター・Akina)
横浜市生まれ。会社員卒業後、父と世界一周。Nomads Giving Back のアンバサダー、HafH(ハフ)の初代グローバルアンバサダー、一般社団法人日本ワーケーション協会 公認ワーケーションコンシェルジュを務める。海外ノマドのライフスタイルに関するメディアNomad University を立ち上げる。