農泊×ロングステイで地域をもっと満喫!農泊おすすめ宿3選

農山村漁村に滞在して自然や文化を体験する「農泊」
古民家や農家に泊まり、農作業や郷土料理を通して地域の生活に触れ、豊かな自然を満喫する旅のスタイルをロングステイに組み込めばもっと地域の魅力を感じることができます。
また、農泊実践者はその旅をロングステイにすることで、その土地のリアルな「暮らし」が体験することができます。

農業体験するだけじゃない!?「農泊」とは

農業体験には興味がないから「農泊」は興味がないと思ったあなた。
「農泊」は農業をすることだけを指す言葉ではありません。
農林水産省では、「農泊」とは、 農山漁村に宿泊し、滞在中に豊かな地域資源を活用した食事や体験等を楽しむ「農山漁村滞在型旅行」のことと定義されています。
つまり、農山漁村に滞在しながら、現地で採れた新鮮な食材を楽しんだり、収穫した農産物で加工食品を作る体験や、地域の伝統的なお祭りに参加することも実は「農泊」なのです。

メリットいっぱいの「農泊」

単純に農泊ロングステイをして楽しいのはもちろんなのですが、おすすめす理由はほかにもあります。

地元の人と交流ができる

ロングステイの醍醐味はやはり地元の人との交流や繋がりではないでしょうか。
地域での宿泊、体験、飲食店などを通して地域の人と話をしたりできるのはほかに代えがたい体験。農泊がある地域は観光地とは異なり地域住民と旅行者の距離が近いのもうれしいポイント。思い切って話かけてみれば、その先にもっとディープな地域の魅力が魅力が見えてくるはず。

新鮮で生産者の顔がみえる食材を口にすることができる

都会の暮らしをしていると、新鮮な食材を口にすることは本当に贅沢な体験です。しかも、〇〇さんが作ったものなど、スーパーに売られている生産者の写真でとかではなく、リアルに生産者の顔が見える食材はやはり特別。消費することでその農家さんをサポートするといったように、旅行者と生産者の双方にとって良い関係が築けることも大きなメリット。
食料安全保障の観点でも農家さんを応援して持続可能な農業に貢献するという意味でもとてもメリットがあると思います。

地方創生という活動に楽しみながら参加できる

同じお金を使うのであれば少しでも意味のあることに使いたいと思いますよね。
しかも、自分が楽しむために農泊をして、美味しいご飯を食べて、地域の人と交流して、そこでしかできない貴重な体験をして、それがその地域のためにもなっているなんて最高じゃないですか!?
「地方創生」なんて聞くと移住や寄付をしないといけないのかな?と思う人もいるかと思うのですが、「農泊」を通して十分にその活動に貢献できるのです。

おすすめ農泊宿3選

農泊を体験できる地域は、日本全国に250カ所以上!
ロングステイのプランニングをする際に、近隣の農泊エリアを探してみるのもよいでしょう。
農泊体験を重ねるごとに、日本の農山漁村地域への興味が深くなるかもしれません。

自然と歴史を感じる宿「古民家の宿Solii」

海と山、自然に囲まれた石狩市の田園地帯に静かに佇む「古民家の宿『Solii』」は、1910年(明治43年)に建築された「旧山谷家」を再生活用した、一棟貸しの宿です。
「旧山谷家」は、明治時代に鮭漁で財を成し、この地で農業を始めた大農家でその開拓の歴史を感じることができます。周囲に広がる田園風景、草木を抜ける風、虫の声、鳥のさえずり、星の光を身近に感じ、触れて、見ることができる、新しい出会いの場所です。
8月~9月には近所の農家さんで石狩市高岡地区のブランドミニトマト「Ishikari DeChu!!」の収穫体験、9月~10月はジャガイモ掘りの体験ができます。1月~2月には越冬野菜掘りの体験ができます。雪の中で糖分を蓄え、甘みが増した野菜は雪国ならではの食体験です。

■滞在施設情報

古民家の宿Solii

URL:https://solii.jp/ https://www.ishikari-kominka.jp/

住所:〒061-3481 北海道石狩市八幡町高岡103-3

豪雪地帯に佇む、古き良き古民家「奥阿賀ととのいの宿 VILLA IGASHIMA」

新潟県下越地方でも有数の豪雪地帯として知られ、周囲は杉や竹林に囲まれた山の中にあるサウナ付き古民家宿です。厳しい環境下でも長く生きる伝統ある古民家の古き良き日本家屋を残しつつ、モダンなデザインとの調和した新しいカタチの日本家屋を現代の里山に再現されています。
また、阿賀町初のサウナ付き古民家宿として、自然に囲まれながら癒やしの時間を体感し『ととのう』ことができるのは大きな特徴です。春から夏にかけてウグイスの声が響きわたり、冬は雪を愉しむなど、普段体感できないことがこの宿では叶うはずです。もちろん、ロウリュサウナも利用することができます。
さらに、出張シェフによる地元野菜などを使用した特別な食農体験ができます。

■滞在施設情報

奥阿賀ととのいの宿 VILLA IGASHIMA

URL:https://totonoi-kominka.com/

住所:〒959-4614 新潟県東蒲原郡阿賀町五十島844

竈かまどや五右衛門風呂、土間など当時の趣を残す一棟貸しの宿「古民家宿 傳次denji」

「東洋のエーゲ海」とも例えられている瀬戸内海に浮かぶ興居島(ごごしま)は、松山市内からいちばん近い離島です。フェリーは1時間に1本運行しており、15分程度でたどり着くことができる大変利便性のよい島です。
港から徒歩5分の場所にある「古民家宿 傳次denji」は、築約70年の古民家。開放的な土間、大空間の吹き抜けと梁など、先人たちの知恵が詰まった古民家の魅力を感じる宿で、五右衛門風呂が体験できます。
また、地元の食材を使った出張料理のサービスの他、柑橘の栽培が盛んなこの島ならではの収穫体験や、地引き網体験も可能です。自然を感じながら過ごすのも良し、体験で島の人と交流するのも良し、島ならではのゆっくりとした時間を楽しむことができます。

■滞在施設情報

古民家宿 傳次denji

URL:https://gogoshima-kominka.com/

住所:〒791-8092 愛媛県松山市由良町819

もっと詳しく聞きたい方は・・・

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