ロングステイ先として人気の沖縄。
何度も沖縄本島に行っていると一般的な観光地は何となく行っているし、次は何をしようかな?思っていました。
そんなことを考えながら、
①レンタカーを使用しないで行ける
②比較的リーズナブルに楽しめること
この2つを条件に新たなアクティビティを探していた時にふと見つけたのが初心者でもOKという釣りでした。
沖縄特有のトロピカルな色の魚が釣れるのも沖縄での特別な体験。
しかしながら、沖縄で釣りというと、大物狙いの本格的な釣り玄人がするイメージでしたが、筆者は1度だけしか釣り経験のないど初心者。
果たしてそんな釣り初心者でも楽しめるのか体験してみました。
出港場所は那覇中心地からも近くアクセス良好◎
今回、筆者の体験した釣りの出港場所は那覇の中心地からタクシーで1000円ちょっとの場所。
しかも、釣りは朝早いイメージがあったのですが、船酔いが心配な筆者はしっかり睡眠をとった万全な状態で参加をしたく、午後出発の半日コースにしました。
チェックイン(支払い&乗船名簿の記入)をして、船に乗り、腰に救命具を付けて、いざ出発!

漁場は港から慶良間諸島方面に約30分船で移動しますが、その時の海のコンディションにもよると思うのですが、結構揺れます。酔い止めで予防するか、万が一の際に服用できるように準備はした方が良いと思いました。ちなみに船酔いが心配だった筆者は事前に酔い止めを服用して、特に問題なく過ごせました。
さぁ、釣り開始!

今回経験したのはいわゆるこませ釣りという、魚を集めるためにオキアミなどのエサを籠に入れ、撒いて釣る方法です。
ちなみに大物狙いの方は別のオプションがありました。船長さんが釣り方を教えてくれます。安全に楽しむための注意事項も説明してくれるので初心者でも安心でした。
船長さんの説明のとおりにやってみるも、、、他のみんなが何となく釣れているのですがなんか釣れない。
様子を見かねた船長さんが再度コツを教えてくれます。
すると早速、当たりがきたぁぁぁ~‼‼‼‼
上げる途中に失敗したり、途中で魚が逃げてしまったり、失敗を繰り返し、徐々にコツがわかるようになりました。船長さんも「それがわかるだけすごいよ!」とほめてくれるので俄然やる気になります。
そしてやっと、お魚をGET!これはフエフキダイです。

初心者の釣果はいかに?

結果5匹も連れました~~!グルクン2匹、オジサン1匹、フエフキダイ2匹とどれも沖縄っぽいお魚を釣ることができました!ちなみに写真は他のお客さんの魚と一緒になっているのでいっぱい入ってます。
釣りをしないと味わえない⁉グルクンの刺身を堪能
釣れた魚は下船後、近くのお店で調理してもらえるとのことで、釣れた魚を持って行くことに。中でも特別なのがグルクンのお刺身。いたみやすい魚のため、翌日ではもうダメということで、沖縄の居酒屋さんなどでは、ほとんど生の刺身はないということです。一般的に流通しているのは冷凍になってしまい、食感も味も全く違うようです。実際に食べたグルクンのお刺身は白身の淡白なお刺身ですが、脂ものっていて、コリコリしていてフグのような食感。自分が釣った喜びもありとてもおいしく、特別な体験になりました。

そのほか、グルクンとオジサンのから揚げ

フエフキダイとグルクンのマース煮(マース(塩)と泡盛の蒸し煮。沖縄の伝統的な煮物)

など、バリエーションも変えてお店で出してくれました。
大満足な体験でした。ロングステイ中であれば、天候などに合わせて釣りに行く日を決めることもできるし、滞在先にキッチンがあればYoutubeで学びながら沖縄のおさかなを自分で捌くこともできますね。
筆者は初心者でも海人(うみんちゅ)体験ができ、結論とても大満足でした。
注意しないといけないことも
先ほど記載したとおり、結構揺れるので普段船に乗りなれていない方は酔い止めは予防的に服用しておいた方がいいと思います。
また、日焼け対策も必須です。筆者は曇っていたからと油断して手に日焼け止めを塗るのを忘れたら、竿を持つ手の甲の上半分(親指側)がわずか4時間程度でこんなに焼けてしまいました。手袋をすべきだったと反省。沖縄の紫外線はなめたらいけないと改めて思い知らされました。

いかがでしたか?
初心者でも十分楽しめますし、趣味の世界も広がりそうな体験でした。グルクンと一言で行ってもタカサゴ科魚類で沖縄で釣れるグルクンは8種類もあるそうです。今回は筆者は1種類しか釣れなかったので、次回は違うグルクンを釣りたいなと密かに思いを馳せています。
