日本人なら一度聞いたら忘れない!?イロイロという名前の都市をご紹介します。
英語表記はILOILO。
フィリピンの中央部に位置するパナイ島の南方にあります。
イロイロ空港はマニラから約1時間15分、セブからは約50分で到着できる上、
香港とシンガポールから国際線も出ています。
住みやすい都市バコロドや、マンゴーで有名なギマラス島は船ですぐ。
そして屈指のビーチリゾート・ボラカイ島の最寄り港までもバスで行けるというアクセス良好な都市です。
フィリピンの中でも古都として昔から栄えていたイロイロですが、
2014年までは信号が一つしかない、古き良き時代が残る場所でした。
しかし、2015年に行われたAPECを皮切りに、急ピッチで道路や宿泊施設の整備が整えられ、急激に現代化しました。
そして今もなお勢いを増して開発が進んでいます。
新しいショッピングモールを中心に進む開発
2018年に入り、5つもの新しいショッピングモールがオープンしました。
それに伴い、新たなホテルやコンドミニアム、マンションなども次々とオープンし、さらに建設が進められています。
今回は主な新しいショッピングモールと、コンドミニアムをご紹介したいと思います。
Robinsons Place Pavia
フィリピンの大手ショッピングモールのひとつ、ロビンソンズ。
イロイロ市内でも三つ目のロビンソンズが、一番空港に近いモールRobinsons Place Paviaとしてオープンしました。
この地域伝統のお祭りのデザインが施されていて、地元文化を感じることもできます。
施設内にはイロイロ二店舗目となる日本の百円ショップ、ダイソーも入っています。(ただし百円ではありません。)
敷地内には子供向けのAqua Funという3500平方メートルのウォータープレイグランドも併設しています。
プールだけではなく海の生き物を模したスプリンクラーや、巨大なバケツ、スライダーなど12のアトラクションがあり、お子様連れでも楽しめること必須です。
Vista mall Oton
今年に入り23番目のVista mallがOtonにオープンしました。
周辺に目立った施設がなかったこの地域に住む人々には、かなり嬉しいショッピングモールです。
イロイロの主なバスターミナルの一つ、TagbakバスターミナルなどからもMetro Express Busと呼ばれるシャトルバスが出ていて、イロイロ近郊に住む人々にもアクセスしやすいところです。
家具全般がそろうAllHomeでは、日本製品の取り扱いもあるとのことで、海外ではなかなか見られないものが手に入るかも。
Festive walk Mall
旧イロイロ空港跡地に大手メガワールドが建設中のイロイロビジネスパーク。
Courtyard by MarriotやRichmond Hotel、コンベンションセンターと並び、
イロイロビジネスパーク内にオープンしたのがFestive walk Mall。
SMCityからもほど近いところに、新たなショッピングモールが登場しました。
なんとこの施設、市内初のアイススケートリンクも併設しているとのこと。
暑いフィリピンで、アイススケートができるなんて、気分転換にもってこいですね。
テーマパークさながらのFestive Walk Paradeと共に訪れれば、一日楽しく過ごせそうです
SMDC 大手SMが手掛ける豪華コンドミニアム
すでにイロイロ最大のショッピングモールを持つSMも負けてはいません。
SMCityとビジネスパークのすぐそばに建設中のコンドミニアムは、多目的エリア、庭園、クラブハウス、バスケットボールコートなども併設した16階建ての建物です。
緊急発電設備もしっかりあるとのことなので、災害時も安心です。
今年は一部をオープンし、来年、再来年と完成させていく予定だそうです。
ますます盛り上がるイロイロシティ
今年の開発を気にフィリピンの中でも大きく進化し続けるイロイロ。
来年の1月には、イロイロのメインフェスティバルDinagyangを目指して、約600人の日本人を乗せたクルーズ船がイロイロに寄港することが予定されいるそう。
イロイロはますます日本人が訪れやすい都市になることでしょう。
(ライター・Mika)