ローイクラトンとは?
さわっでぃかっぷ。
みなさんがタイでのお祭りと言って思い浮かべるのは4月に行われるタイ正月の「ソンクラーン」という水かけ祭りではないでしょうか。
実はタイにはもう1つソンクラーンと並んで有名なお祭りがあるのです。
ローイクラトン祭りといって、旧暦12月の満月の日(だいたい毎年11月)に、人々が水辺にあつまり川の女神に日頃の感謝をし、バナナの葉などで作った灯篭を流します。
地域によって異なる風習
このローイクラトン祭りは地域によって特色が違うのもまた特徴です。
バンコクでは主に灯篭を流し、チャオプラヤー川では花火が打ち上げられるのを見ることができます。
一方、チェンマイでは灯篭だけではなくコムローイという天燈を夜空に放つのがなんとも幻想的で有名です。
スコータイでは、遺跡の周りで行われる大がかりなイベントもとても有名で多くの人で賑わいます。
大切な人と過ごす日?
タイ人は、恋人と一緒に灯篭を流しに行く人が多いように見受けられます。
もちろん友達同士や家族で行く人たちも沢山いますが、恋人同士でロマンチックに灯篭を流しに行く人たちが毎年多くいます。
このローイクラトンの日は、今年は11月23日、来年2019年は11月13日です。
多くの人が出かけるイベントですので、人が多く集まるところでは貴重品などにはしっかりと注意を払い、タイの素敵なローイクラトンの日をお楽しみください。
(ライター・なもき)