さわっでぃ、みなさん。
タイも雨季に入り、雨がちらほら降るようになってきました。
さて、タイ料理と聞くとまずトムヤムクンやガパオなどを思い浮かべる方が多いかと思いますが、忘れてはいけないのがタイラーメンです。
タイラーメン
日本のタイ料理屋さんでも提供されていますがタイ現地では日本でみかけるよりもはるかに多い種類のタイラーメンがあることにみなさんもお気づきになるはずです。
どのような種類があるかを知るだけでも、楽しみの幅が広がります。
本日は、基本的なタイラーメンの基本をみなさんにお届けしたいと思います。
スープの種類
基本的にスープには以下のような種類があります。
- ナムサイ
クリアなスープ。何も言わないとこのスープで出てくることが多いです。 - ナムトック
茶褐色のスープ。内臓や血などを入れ煮込むため、コクのあるスープです。 - トムヤム
辛いのがお好きな方はこちらのトムヤムスープがおススメ。辛酸っぱい味が癖になります。 - イエンタフォー
初めて見る方には衝撃的なピンク色のスープ。豆腐が発酵したものを基に作っているようです。 - トゥン
五香粉や八角とお肉を一緒に煮込んだ黒っぽいスープです。
また汁なしの麺もありますが、そちらはヘーンと呼ばれています。
麺の種類
麺に関しても、色々とチョイスがあるのがタイラーメンの魅力です。
基本的には以下のような麺が用意されていることが多いです。
- ママー
インスタントの乾麺。 - バミー
卵麺。日本のラーメンの麺によく似ています。 - センミー
ビーフンに似たお米の細い麺。 - センレック
日本人にも人気の高いお米麺。ベトナムフォー位の太さの麺です。 - センヤイ
こちらもお米の麺ですが、一番太くて太いきしめんのようなイメージです。
この他にも麺なしの具だけのメニューは「ガオラオ」と呼ばれています。
調味料
タイラーメン屋さんでは必ずと言って良いほど、「クルアンプルーン」という調味料が置かれています。
- 唐辛子
- 砂糖
- お酢
- ピーナッツ又はナムプラー
まずは一口スープを飲んでみてから、これらを調整してラーメンに入れて、自分好みの味を作ってみましょう。
さて、いかがでしたでしょうか。
「バミー・トムヤム・ムー(豚)」などと麺の種類とスープの種類と肉の種類などを伝えれば注文は出来きますので、勇気をもってお店に入ってみましょう。
因みに、麺をすするという行為は、タイ料理としてのマナーではNGなので、なるべくレンゲに少量ずつ麺を乗せながら音をあまり立てないようにタイラーメンを楽しんでくださいね。
(ライター・なもき)