温暖な気候、伝統のモスク、のんびりかつ多様性のある人々など、ロングステイ向きの国であるマレーシア。
日本との時差も1時間と少なく、英語が話せる人も多いため、日本人にも馴染みやすいところが魅力です。
しかし、短期間の観光とは異なるロングステイでは、実際にどのような準備が必要なのかわかりにくいものですよね。
そこで今回は、マレーシアのロングステイに必要な持ち物や準備をご紹介します。
マレーシアのロングステイに必要な持ち物や準備
マレーシアはロングステイ向きの国ですが、最低限の持ち物や準備は必要です。
今回はクアラルンプールに滞在している想定でご紹介します。
クレジットカード(海外旅行保険付き)
海外生活においてクレジットカードは、海外旅行保険と現地通貨キャッシングの2つの面で必須。
また、ロングステイ先に行く前に準備しておかなければ、現地で受け取ることは困難なため、優先したい準備です。
海外旅行保険が自動付帯されるクレジットカードを選びましょう。
トラブルや怪我、病気に対して条件付きで保証されて安心になります。
現地通貨は両替という手段もありますが、ATMでカード1枚で現地通貨を引き出せるキャッシングが便利です。
クレジットカードには現地通貨キャッシング機能が付いているカードもあります。
また、マレーシアは都心部ならば、クレジットカードに対応できるお店やサービスも多く、ショッピングや生活の面でもクレジットカードは便利です。
SIMフリーのスマホ
マレーシアは都心であれば、問題なく電波が届くため、WiFiがあるエリア以外でも調べ物や道順を確認するためにも、現地でSIMカードを購入して交換することがおすすめ。
そのためには、SIMロックが解除されたスマホを準備します。
ドコモ・au・ソフトバンクなどでキャリア契約をしていても条件を満たせば、SIMロックの解除が可能です。
空港でも対応している場合がありますが、事前の準備しておくとフライトにも余裕が生まれます。
配車と出前アプリの登録
クアラルンプールでは、電車や地下鉄が発展していますが、タクシーや「Grab」などの配車アプリも使えるようにしておくと、困ることが減ります。
まず、配車アプリはボッタクリがありません。
アプリ上で予約と支払いができるため、目的地の間違いも支払いで揉めることもなくなります。
また、Grabは「Grab Food」という出前アプリも便利で、様々な種類のレストランの料理をテイクアウトして配達してくれるサービスです。
海外生活における「食」の問題は大切で、料理をしたくない、外食もしたくないときに選択肢の1つとなります。
この2つのアプリは事前に日本で登録しておけば、到着して空港からの移動にすぐに使えて便利。
宿泊先は民泊サービスやバケーションレンタルがおすすめ
マレーシアの首都クアラルンプールにロングステイするならば、まずは民泊サービス「Airbnb」や、バケーションレンタル「Homeaway」がおすすめ。
これらのサービスは、使っていない家や部屋を貸したいホストから、ホテルのように部屋を借りて宿泊できるサービスです。
ホテルに比べて格安かつ、選択肢が多いところがメリット。
クアラルンプール市内にも無数の貸し出し部屋があります。
1ヶ月単位の宿泊も物件によっては可能で、ロングステイ中はバケーションレンタルや、民泊サービスで借りた滞在施設に宿泊することも可能。
これら施設で1ヶ月ほど滞在しつつ、賃貸や購入する物件を用途に合わせて現地で探していく方法も取れます。
国内&海外 ロングステイ滞在施設(バケーションレンタル)予約サイト紹介ページ
※ロングステイ財団のウェブサイトに遷移します。
マレーシアはロングステイしやすい国
マレーシア(主にクアラルンプール)のロングステイに必要な持ち物や準備をご紹介しました。
事前申請のビザなしで、観光目的ならば3ヶ月以内の滞在が認められています。
本格的なロングステイの前にもお試し滞在がしやすいところも特徴です。
多民族国家で様々なバックグラウンドを持つ人々と交流できて、食事の選択肢も多く、全体的に他者に寛容な国。
ぜひ、ロングステイ先として検討してみてください。
(ライター・蓮池ヒロ)