オアフ島の北部、ワイキキから、カネオヘまで行きその後海沿いに走る。
ノースショアとはまた違った景観が広がる。道路は、すぐ横にビーチがあり、最近心配されている侵食のせいか、日によっては波が道路まで叩きつけて来ることもある。
そんな道をしばらく走るとクアロアランチが見えてくる。
すぐそばにはチャイナマンズハットが顔を出し、ワイキキの海とは色も雰囲気も違う。
クアロアランチは、 乗馬や四輪バギー、ジップライン、また多くの映画撮影がここでされたその足跡をたどるツアーなどその敷地内で参加できるツアーも多い。
最近では、「ファーム・トゥ・テーブル」という新しいツアーも始まった。
ハワイではサスティナビリティを強く求める企業や団体も多く、クアロア産の食材を積極的に取り入れた料理を堪能できるというものである。
朝早くからいろいろなツアーに参加するため、集まってくる。乗馬では、人になれた馬一頭に一人が乗り、1時間かけて回るツアーもある。
クアロアの山を背景にゆっくりと進み、最後はその先が海という素晴らしい眺めの中を進むもの。
一定の場所をくるくると回るというものではなく、クアロアランチをゆっくりと進んでいくため、ハワイらしい景色の中をのんびりと進むことでも人気だ。
またジップライン(ZIPLINE)は、木々の間に張られたワイヤーロープを、プーリーと呼ばれる滑車を使って滑り降りるスリル満点のアクティビティ。
7つのコースのジップラインを滑走するツアーは、スタートデッキからゴールデッキまでに2つの橋を渡り約6キロメートルのコースを周るもの。
最長のジップラインは約400メートルで最大高低差約30メートルあり、クアロアランチにそびえ立つカアアヴァ谷を越えスリル満点で、若い人や子供に人気だ。
また、映画のロケ地ツアーでは、ジュラシックパーク、ゴジラだけでなく、現在も放映されているテレビ番組の一つ「Hawaii Five-O」もあったりで、人気が高い。
乗馬アドベンチャーパッケージは乗馬ツアー、映画ロケ地ツアー、テイストオブクアロアツアーとランチビュッフェがついて送迎付きで175.95ドル。
パッケージにするとお得になっているセット料金もある。
もちろん単体でも申し込みもでき、1時間の乗馬だけなら87.95ドルという具合だ。
1日では足らず、2回目のハワイ、3回目のハワイでまた違うクアロアランチを発見することのできる場所でもある。