プリンスエドワード島で手に入る!日本食を作るための調味料や食材

小説「赤毛のアン」の舞台になったグリーンゲイブルスがあることでも有名なプリンスエドワード島。
カナダの東に位置しており、面積・人口ともにもっとも小さな州です。
島ではロブスター漁やじゃがいもの生産が盛んに行われています。
世界中から観光客が訪れ、日本人観光客にも人気の旅行先です。
小さな島ですが、のんびり時間をかけて島一周の旅に出かけるのもおすすめです。
旅の楽しみの一つとして食事が思い浮かびますが、長期滞在中、外食はしたくないと思う日もあると思います。
そんなとき日本食が恋しくなってしまうこともあるでしょう。
日本食を作るにあたって今回、プリンスエドワード島ではどんな調味料が手に入るのか、スーパーマーケットをはじめ、アジアンフードを取り扱っているお店に足を運んでみました。

日本食に必要な定番の調味料

まず最初に思いついたのが「ほんだし」。
お味噌汁や煮物、炒め物などどんな料理にも対応できる優れた調味料として個
人的にはとても重宝しています。
今回、4店舗のお店に足を運んでみましたが、「ほんだし」が手に入るお店は一軒だけでした。
「ほんだし」は手に入りますが簡単には手に入りにくいということがわかったので、必要な方は日本から持参することをおすすめします。

日本人でお味噌汁を飲んだことがないという方はなかなかいないと思います。
カナダでもお味噌が売っているお店はあります。
だしが入ったタイプのお味噌もありますが、「ほんだし」を使って日本で作るものと変わらないお味噌汁を楽しむことができます。

味付けの定番として「醤油」「みりん」「酒」「酢」「ごま油」があります。
英語表記のものがほとんどですが、日本語表記のものを見つけたときは嬉しい気持ちになるかもしれません。

砂糖や塩、油はもちろん簡単に手に入りますが、醤油に関してもたくさんある種類の中から自分好みのものを選ぶことができます。
日本で買う醤油とは少しテイストが違うこともありますが、その中でも日本食に合うものや自分が好きな味がきっと見つかるはずです。
プリンスエドワード島には大学もあるので、いろいろな国の方が住んでいます。
アジアの方はもちろんですが、カナダの方も料理の味付けに醤油やごま油を使うようです。

少し変わったものになると、お好みソースや練梅なども売られていました。
小麦粉は簡単に手に入りますが、お好み焼きソースを手作りで作るのは大変です。
なかなか思うようなソースが作れません。

また大概のスーパーマーケットには所狭しとたくさんのスパイスやハーブが並べられているので、お好みのスパイスもきっと見つかるでしょう。

外国でも人気の日本食

カナダには日本食レストランがたくさんあるので、お寿司や天ぷらなどの日本食が大好きという方とも出会うでしょう。
カナダで外国の方と過ごす機会があると、お寿司を一緒に作ったり作ってあげると大変喜ばれます。
急にお寿司を作ることになっても大丈夫。
お寿司用のノリや巻き簾なんかも手に入れることができます。

またお好み焼きやラーメン、そば、うどんなども売られています。
海外で日本食レストランに行くと、日本では考えられないような食べ方や調理方法で提供されることもあります。
それはそれでおもしろいのですが、逆に海外の方から、日本ではどのように調理するのかなど聞かれることがあります。
麺つゆもたまに見かけることがありますが、醤油やほんだしで簡単にスープを作ることもできますね。

カナダではパン粉も大人気。
たくさんの種類があるので、揚げ物も簡単に作ることができます。
多国籍な料理を楽しむことができますが、食べ慣れた日本の揚げ物が一番美味しく感じました。
また、カナダ人に日本食風の揚げ物を食べてもらったとき、とても感動してもらえたことがありました。
日本食にさらに興味を持ってもらえたことがあり、予期せぬことで必要になっても日本人が作る日本食を食べてもらえる機会があってよかったと感じました。

最後に

ご紹介したように日本食に必要な大抵の調味料は手に入ることがわかりました。「ほんだし」は前述したように1店舗だけでしたが、大きな都市に行くとなればさらに手に入りやすくなるかもしれません。
ロングステイではやはり食べ慣れた食べ物が手に入るということも旅や現地での生活を続けられる理由の一つになると感じました。

【店舗情報】

  • Asian Food Store in Charlottetown
  • Global Grocery Store
  • Superstore
  • Pin Yuan Canada Asian Market

(ライター・Sakika)