台湾の独特な食文化

台湾料理の味付けは北部と南部で甘みが異なります。高雄などの南部はより甘く味付けされています。全体的に甘い味付けの料理が多く、お肉にも台湾独特の甘さで味が付いています。

台湾は外食文化であるので、街にはたくさんのお店や屋台があり地元民や観光客でにぎわっています。

 

「朝も昼も夜も外へ食べに出かけましょう♪」

朝食は外に出て買いに行く人が多く、朝食専門のお店やブランチメニューを取り揃えているお店が多くあります。朝食で台湾料理を食べるなら、蛋餅(ダンビン)がおススメです。少し分厚いクレープのような生地に、卵やチーズなどの具材を挟み醤油タレをかけて食べる食べ物です。注文すると、その場で作ってくれるので出来立てを頂けます。台湾風味の甘い醤油タレはお好みで。

昼食も近くのお店に食べに行きますが、お勧めしたい料理は魯肉飯(ルーローファン)です。豚肉を甘辛い煮汁で煮込み、ご飯の上にかけただけのシンプルな料理ですが、癖になる味で何度も食べたくなります。お店によって味に多少の違いがあり、鴨肉や鶏肉をかけるお店もあるので、食べ比べをしてみるのも良いですね。

夜は夜市へ出かけます。夕方17時以降から夜市が開かれ、場所によってその特色は異なります。海岸に近い夜市であれば海産物を取り扱う屋台が多く、市街地に近いところであれば食べ物だけでなく衣料品やアクセサリーなども取り揃えています。高雄市内にも多数の夜市がありますが、観光客が多く集まる六合夜市(高雄市地下鉄「美麗島駅」を出てすぐ)や瑞豊夜市(高雄市地下鉄「巨蛋駅」から徒歩5分ほど)などは地元の人にも人気のスポットです。

「台湾生まれのユニークな飲み物」

また、台湾には美味しい飲み物も多くあります。名物のタピオカミルクティーは砂糖や氷の量を自由に選択できます。オリジナルで頼むととても甘いので、微糖がおススメです。他にも、ミルクと烏龍茶を混ぜた奶香烏龍(ナイシャンウーロン)やヤクルトと緑茶を混ぜた多多緑茶(ドゥオドゥオリュウチャー)などもあります。是非試してみてください!

(協力:城西国際大学)