日本食が恋しい…メルボルンのアジアンマーケット厳選3店を紹介

海外に長期滞在していると、多くの日本人が「日本食恋煩い」に悩まされます。
自分で決めて海外に来たにも関わらず、日本食が食べたくて仕方がなくなるときがあるのです。

そんなときに訪れてほしいのが、今回紹介する3店のアジアンマーケットです。
調味料、インスタントフード、お菓子など、馴染みのある味をたくさん販売しているので、症状に悩まされる前にぜひチェックしてみてください。

DAISO

言わずと知れた100円ショップ「ザ・ダイソー」が、実はメルボルンでも大人気です。
ヴィクトリア州だけで、なんと14店舗も展開しています。
なかでも、シティ内にあるショッピングストリート・Bourke St沿いにある「DAISO」は、立地がよくて非常に便利です。
品ぞろえは日本にある「ザ・ダイソー」と大差なく、日用品を多数取りそろえています。

しかも、最近リニューアルしてさらに品ぞろえがよくなりました。
日本で買うより値段は少し高くなりますが、日本のスナック菓子が大好きなわたしは、DAISOのおかげでメルボルンでの長期滞在を生き抜いていると言っても過言ではありません。

日本で話題になった「きのこの山・たけのこの里 国民総選挙2018」の「きのこの山」「たけのこの里」(明治)もあります。
メルボルンではどちらが人気なのでしょうか……。

日本食以外にも、コスメや生理用品などがあります。いつもと違う商品を使って肌がかぶれる心配がある人は、馴染みのあるコスメや生理用品をここで探すのも◎。

【店舗情報】

名称:DAISO
住所:Midtown Plaza, 204/246 Bourke St
運営時間:9時~21時(日曜のみ11時~19時)
定休日:なし

TANG 運時亞洲超市

「TANG 運時亞洲超市(通称:運時)」もシティ内にあり、チャイナタウンに近いので中華系食材が豊富です。
店内は、いつも人でごった返している人気ぶり。
所狭しと並べられた商品は、ほかのアジアンマーケットで買うより安いことも多く、大量に買い物をしたいというときに特にオススメです。

野菜や肉などもそろっているので、わたしは、寒くなってくると友だちと食材を大量に買いこんで鍋を楽しみます。
日本で売られているような鍋用スープが売っているので、簡単に日本の鍋を作れちゃいます。

日本の調味料以外にも、中国や韓国、タイなどの調味料が豊富にそろっているので、いろんなアジアン料理を作りたいという人は、「運時」に来ると心が躍るはず。
わたしのオススメは、タイで人気のインスタントヌードルです。トムヤム味がすごくおいしいので、タイ料理が好きな人はぜひ試してみてください。

【店舗情報】

名称:運時亞洲超市
住所:185 Russell St
運営時間:10時~23時
定休日:なし

Fuji Mart

シティから電車もしくはトラムで20~30分ほどのところにある「Fuji Mart(不二マート)」は、広々とした店内に日本食がズラリと並んでいます。

約9割が日本の商品で、すでに紹介した2店より群を抜いて日本食の品ぞろえがいいです。
日本でもここまでそろっているところはなかなかないのでは、と思うほど調味料が多くて驚きます。
日本人のお客さんはもちろん、地元・オーストラリア人のお客さんが多いそうです。
店員さんは日本人ばかりなので、英語がまだ苦手という人でも安心です。
また、日本のお酒が充実しているのが、「Fuji Mart」の特徴です。
お酒好きな人はぜひ足を運んでみてください。

店員・ユリアさんのオススメは、梅酒「雑賀」(38豪ドル=約3082円)です。
和歌山県出身の彼女は「お店にある梅酒の梅の産地は和歌山なんですよ」と嬉しそうに語ります。

【店舗情報】

名称:Fuji Mart
住所:34 Elizabeth St, South Yarra
運営時間:10時~18時(日曜=10時30分~16時30分)
定休日:祝日

海外に住んでいても、やっぱりわれらは日本人。
日本食を食べたくなったら、上記3店をぜひチェックしてみてください。
あなたの「日本食恋煩い」をやわらげる商品がきっとあるはずです。

(ライター・春夏冬つかさ)