ロングステイヤーにも人気のチェンマイでおすすめのレストランをご紹介します!
タイ北部の郷土料理が豊富に揃う老舗レストラン『フアン・ペン』(Huen Phen)
タイ北部の郷土料理が豊富に揃う『フアン・ペン』(Huen Phen)は、旧市街の中心部ターペー門から西へ約1㎞のところにあるワット・チェディルアンにほど近い旧市街のちょうど真ん中辺りにあります。
店内には、タイ北部の伝統工芸品が並び、異国情緒たっぷり。ローカルな雰囲気が漂い、地元の人々やツーリストで毎日賑わっています。
本場の北タイ家庭料理がリーズナブルなお値段でいただけるのが評判のこのお店は、創業30年以上の老舗レストランで、メニューも豊富。
中でも、ディナータイムに味わえる丸いお膳にミャンマー風のカレーや豚の皮のカリカリ揚げに辛味噌のディップなど様々なおかずが並び、それをもち米と一緒に食べるタイ北部地方を代表する郷土料理「カントーク」が人気です。
「カントーク」は円卓を意味し、ランナー王朝時代に貴族たちが客人をもてなすために始まりました。
宮廷料理にルーツを持つ格式の高い料理で、本来は結婚式や葬儀、新築祝いや寺院でのお祭りといった特別な行事で出されるものですが、近年では儀式以外でも提供されるようになり、伝統舞踊などとともに楽しめるレストランが、チェンマイ市内に数軒あります。
『フアン・ペン』では伝統舞踊のショーはないですが、チェンマイ名物の「カントーク」を味わうことができますので、滞在中に一度は味わっておきたい郷土料理です。
ランチタイムでオススメなのが、同じくチェンマイ名物の「カオソーイ」をはじめとした気軽に食べられるご当地グルメです。
地元の人にも親しまれている「カオソーイ」は、黄色い卵麺にミャンマー風のカレーをかけた、いわゆるカレーラーメンのような料理で、カリカリの揚げ麺もトッピングされています。
メインの具材は、ジューシーなチキンが一番人気で、こってりとしたカレースープとの相性も抜群です。
チェンマイに来たら外せないローカルフードの一つですので、ぜひ味わってみてください。
ここでは、「カントーク」と「カオソーイ」を紹介しましたが、チェンマイには「サイウア」というレモングランスなどのハーブやスパイスの入ったソーセージに、生野菜やゆで野菜、豚のカリカリ揚げ「ケープムー」に付けて食べる「ナムプリックオーン」も人気の郷土料理です。
北タイ主食のもち米は、少し長めの粒で噛めば噛むほど甘みが増し、モチモチの食感がたまりません。
チェンマイに来たなら、バラエティに富んだタイ北部のお料理を存分に堪能してくださいね。
【店舗情報】
名称:フアン・ペン(Huen Phen)
住所:112 Ratchamanka Rd, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50200 タイ
(ライター・TK)