ロングステイフェア2019開催決定!2019年11月23日(土)/大和ハウス工業〔水道橋〕

「現地でバイクや車を運転してみよう、オーストラリアの交通法規」

オーストラリアにロングステイするときには、電車やバスなど公共交通機関を利用することが多いと思いますが、車を運転すると便利な時もありますね。
そこでオーストラリアでバイクや車を運転するときの交通法規についていくつかのキーポイントをお伝えしたいと思います。
ただ、ひと口に「オーストラリアの交通法規」と言っても、州によって違いがあるので、ここでは、在住中のメルボルンを例としてお伝えします。
なお、オーストラリアの滞在が1年未満なら「国際免許証」があれば運転は可能です。

ラウンドアバウト

オーストラリアは日本と同じで、車の通行は左側。
そのため、比較的スムーズに運転を開始することができます。
交差点にはもちろん信号がありますが、日本でロ-タリーと呼ばれている円形上の分離帯「ラウンドアバウト」もかなりたくさんあります。

ラウンドアバウトではこの円形の分離帯に沿って直進したり、右折・左折をします。ここでの決まりは、常に右から来る車を優先することです。
ラウンドアバウトが大きいと余裕をもって移動できるのですが、小さいとタイミングを合わせるのが少し難しいので、慣れるまでは右から来る車との距離が十分に開いていることを確認してから進んでください。

参考動画:

(出典元 VicRoads)

トラム(市電)

トラムは市電のことで、オーストラリアの各都市で走っています。
中でもメルボルンは「トラムの街」と言われるほど路線が多く、メルボルンのシンボルにもなっています。
ゆっくり走るトラムはとても情緒的で、忙しい市街地でもどこかほっとできる存在です。でも車と路面を共有しているため、決まりをしっかり守らないと思わぬ事故に。注意が必要です。

トラムの停留所は、少し郊外に行くとガードレールがない場合も多いです。
その場合、トラムが停車していてドアが開いていると追い越すことはできません。
これは乗客が乗り降りするため。
トラムの乗車口の手前で車を止め、トラムのドアが完全に閉まり、トラムの近くに人のいないことを確認してから出発してください。
その場合、追い越しも可能です。
トラムが走っている場合は問題なく追い越しできます。最近市街地では、車道との間にガードレールが作られるようになったところが多いので運転しやすくなりました。
ガードレールがあれば、トラムが停車してドアが開いていても追い越しが可能です。

参考動画:

(出典元 VicRoads)

フックターン

「フックターン」は、メルボルンの市街地で右折する場合に適用する決まりで、これもトラムを優先させるために作られたルールの一つ。
日本の自転車の右折の仕方と似ています。

具体的には、信号が緑になったらまず直進し交差点内で待機します。
右折したい方向の信号が青になり、後ろから車が来ないことを確認してから右折します。
このときに後ろから車が来ないと、信号に関わらず右折したくなりますが、それは違反で、必ず右折側の信号が青になるまで待ってから右折してください。

参考動画:

(出典元 VicRoads)

その他に気を付けたいこと
以上の他に、運転する時には特に次のようなことに気を付けてください。

シートベルト

メルボルンに限らずオーストラリアではどこでも、車に乗るすべての人にシートベルトの着用が求められています。
慣れない頃は車に乗るたびにシートベルトを掛けることが億劫でしたが、慣れてくるとシートベルト無しではどこか不安に感じるようになりました。
この決まりが適用されてからは事故における死亡率が激減。
大変効果のある法規だと言えます。
もちろんだからと言って、乱暴な運転をしても良いということにはなりませんが。

スピード違反の取り締まり

オーストラリアに来た日本人が驚くことの一つに、オーストラリアではたいていの人がスピードを守って運転しているということです。
これはスピード違反の取り締まりが厳しく罰金が高いためです。
これまで日本から来た人の中には、日本で運転するときのように制限速度を守らないで運転し、罰金の通知をもらった人を何人も見てきました。
制限速度は、徐行の場合を除き一般の道路では50km~60km。
これが小学校の周辺では登下校時に40kmに制限されます。
また高速道路では時速100kmが標準制限速度です。

飲酒運転

国土が広く公共交通機関が日本ほど発展していないオーストラリアでは、車なしでは移動が大変。
これは飲み会に出席する場合も同じです。
そのためアルコールの摂取量をゼロにしないで上限0.05%に規制しています。
といってもいったいどれくらい飲むと0.05%を超えてしまうのかわかりませんね。そこで参考にしたいのが「スタンダードドリンク」。
大人の男性が1時間に飲める量を基準にしています。
例えばライトビールだと435ml、普通のビールでは285ml、ワインは100mlなどになります。
この量も女性の場合や体調などで変わってくるため、単なる参考ということにしてください。
このようにある程度までの飲酒運転が許されているのですが、飲み会では飲む量をコントロールするのは難しいですね。
そのため警察による飲酒運転の取り締まりが大変厳しくなっています。
「ブースバス」と呼ばれるバスを各所に止めて、チェックします。
飲酒量が0.05%を超えるとその場で車が差し止められ、だれかに迎えに来てもらわなければいけなくなります。
超過量により、罰金、免停、懲役などの罰が課されます。
飲み会を心配しないで楽しみたいなら、やはり車は運転しないほうがいいですね。
一つの解決策は、友人同士でグループを組んで運転する人を順番で決めておき、番になった人はその時の飲み会では飲まないことにする方法。
または少しお金がかかるかもしれませんが、タクシーやUberを利用するのが無難だと言えるでしょう。

オーストラリアは日本と同じ左側運転なので、比較的スムーズにバイクや車の運転に移行できます。
でもオーストラリア特有の決まりがあるので、そういう点に注意してドライブを楽しんでください。

(ライター・setsukoT)