オーストラリア、地元流の週末の楽しみ方を見つけよう!

毎日の生活にも慣れてきたら、
地元のイベントや、ちょっと足を延ばして郊外にも行ってみましょう。

日本から持って行ったガイドブックだけでは、メインとなる観光地しか載っていないことが多く、長期滞在しているとすぐに行きつくしてしまいます。
そんな時は、地元の人が行くようなスポットに一緒に行ってみませんか?
ガイドブックに載っていなくても、日本語のネット情報がほとんどなくても、素敵な遊び場所はたくさんあります。

長期滞在だからこそできる、現地の人のような週末の過ごし方と見つけ方をご紹介します。

地元の人達が集うイベントを見てみよう!

まずは地元のお祭り。有名なお祭りでなくても、地元の人達が集うイベントがどこの町でもあるはずです。
例えば、こちらの写真はブリスベンで開かれているEkka(エッカ)。
日本人からすると「それなに?」というお祭りですが、地元民はEkkaの日を指折り数えて待つほどの大人気のイベント。
射的ゲームや食べ物の屋台など定番から、なんと移動遊園地まで来ており、なんだか懐かしい気分になります。

次に、多文化のフェスティバル
オーストラリアは移民の国。
様々な国からオーストラリアにたくさんの人が訪れ、それぞれ独自のコミュニティを作っていますので、そちらを覗いてみるのも週末の一つの過ごし方です。
例えば、オクトーバーフェスト。日本でもオクトーバーフェストはあるものの、オーストラリアのオクトーバーフェストではドイツ系の移民が集まってまさにお祭り騒ぎ。
乾杯のたびに歌を歌ったり、輪になって踊ったりと本場の楽しみ方を垣間見ることができます。

大盛り上がりのドイツ系移民たちと、それに驚くオーストラリア人&他国の人々

そして最後のおススメはスポーツ観戦!
オーストラリア国民はスポーツが大好き。
会社の昼休みに部署で筋トレ企画があったり、若い母親がトレーニングウェアでベビーカーを押しながら走ったりするほどです。
せっかく長期滞在したのだから、現地の人に交じってラグビーやクリケットなど地元チームのスポーツ観戦で盛り上がるのも、地元愛を深めるきっかけになるでしょう。

また、スポーツ好きな国民性のため、様々な競技で強豪国同士の誘致試合も頻繁に行われています。
例えば、カナダvs アメリカのアイスホッケー試合。
日本ではなかなか見れない好カードです。

週末は一足伸ばして町の外へ出かけてみよう

時には住む町の外に出かけてみたくなることもありますよね。
日本から持って行ったガイドブックには主要なエリアしか紹介されていませんが、
一番情報があるのはやっぱり現地。現地で情報を集めてみましょう。

オーストラリアの本屋さんで観光ガイドブックを買うもの一つの手です。
日本にも「鎌倉」「那須」「温泉ガイド」などエリア・ジャンルごとにガイドブックが分かれているように、オーストラリアでも「南オーストラリア」「トレッキングガイド本」「4WDドライブ本」など細かく分かれているので、好みに合わせて購入するものもよいでしょう。

また、私がオーストラリアに滞在して驚いたのが、小さな町や村でも、地元のインフォメーションセンターがとても充実していること。
親切なローカルの方が、時には手書きのマップを見せながら、町の案内をしてくれます。
町のどのあたりにレストランがあるか、地元で賞を取ったアイスクリーム屋はここ、ハイキングコースの入り口はどこからでどんなレベルなのか、等教えてくれますので、よほど僻地に行かない限り、事前情報がなくても楽しめます。

ブリスベンから1時間ほどのドライブで行けるGlasshouse mountainsという風湖明媚なエリア。

アクティブに過ごしたい方は4WDの購入もおすすめ

ハイキングやトレッキングなどアクティブに過ごしたい!という方はぜひ4WDを購入することをお勧めします。
都市部からたった2時間内陸にドライブしただけでも、4WDしか走れない未舗装の道がでてくることもあります。
もちろん有名な観光地だけでは、そのような道を走ることはないと思いますが、
長期滞在して、地元人が遊ぶようなところに行ってみたい!となると未舗装ルートの先に素敵なトレッキングルートの入り口がある・・・ということもありますので、
迷ったら念のため4WDを購入したほうが活動範囲が広まるかと思います。

4WDドライブ専門のガイドブック

4WDがあれば、こんな白浜もドライブできてしまいます

(ライター・WAKI)