ハワイの公立学校(前編)

ハワイの学校事情

ハワイでは小学校が6年、中学が3年、高校4年の計13年が義務教育となります。
地区に住んでいる子供が自動的にその学区の学校に行けることになりますが、人気の学校に行かせたい場合は越境の申し込みをして、学校のスペースに余裕があれば受け入れられます。
ホノルルでも人気の学区はハワイカイ、アイナハイナ、カハラ、カイムキなどになります。
ハワイは年中暑いわりに、新しい年がスタートするのが8月となります。
私がハワイに移ってきた2007年ごろは、まだ公立学校に冷房を設置されているところがほとんどなく、窓を開け、扇風機を回しながら授業を行うような状態で、ニュースで度々室内が30度近くに上がり暑すぎて勉強に身が入らないという状態で問題となり、州政府が予算を確保するようにしていました。今では少しずつ冷房を設置するような動きになっています。

日本と違う1日の学校スケジュール

ハワイの小学校のスケジュールは、水曜はランチ後の12時半に終了。
それ以外は3時半ごろには終了となります。
日本と違うのは、保護者が迎えにくること。アメリカでは12歳以下の子どもを13歳上の保護者なしで一人にすることができません。
高校生や大学生の兄弟、もしくは知り合い(事前登録)が送迎する必要があります。それによって朝夕の登下校の時は学校内に車が入り、渋滞となります。


この時間にお迎えに来れない子どもたちは、Aプラスと言って日本の学童のような場所が小学校の敷地内にあるので5時半までに迎えに行くことになります。
夏休みは通常メモリアルデーの始まる5月下旬にスタート。
そして 2007年当時は8月始めに新学期がスタートと、長い長い夏休みとなります。ハワイではこの長い夏やすみに宿題がないので、本当にのんびりと過ごします。
今年はコロナの影響で新学期のスタートがずれ、8月17日からとなります。